今日からここで、自分が研究(構造生物学)に使用しているソフトについて、
セットアップ(と余力があれば、使い方も)を記載してみることにする。
最初は環境設定について。
構造生物学で用いるソフトはLinux環境で動くものが多い。
このため、windows上でLinux環境を実現する必要がある。
このblogでは、これを、Cygwinを用いて実現させる。
Cygwinは無料で手に入れることができるため、
お金がない学生でも、気楽に始めることができる。
(なお、Linux環境をエミュレートする有料ソフトとしては、
ASTEC-Xがあげられるが、ここでは触れない。)
では実際にインストールしてみよう。
…と、ここで実際にインストールする手順を詳細に記すべきだが、
図解つきで説明しているサイトを発見したので、
こちらを参照にインストールしていただきたい。
(他にも"Cygwin インストール"と検索すればたくさん出てくるので、ぜひ調べてインストールしてほしい。)
途中、インストールするパッケージについて聞かれるが、
defultのもの以外に以下のものを必ず選択してほしい。
・tcsh
・make
・g77
・Tcl/Tk
・jpeg
・libpng
・X11関連のパッケージすべて
以上である。
インストールに成功した暁には、
windows上でLinux環境を実現させることができる。
次からは実際に自分が使用しているソフトについて、
書いていこうと思う。